燃えない切削油

製品紹介

油性のような水溶性

含水タイプの油性

規格外の水性

油性のような水溶性

含水タイプの油性

規格外の水性

油性のような水溶性

燃えない切削油シリーズ第1弾 2013年リリース

「NC旋盤の加工で油性を使用しているが油煙が多くて困っている=オーバーヒート
「NC旋盤の加工で水溶性を使用しているが工具寿命や仕上面の悪化で困っている=オーバークール
そのような企業様に朗報です。

「アーチカットアクア2810」は、水溶性と油性の双方の利点を兼ね備えた「燃えない切削油」
加工油を熟知した弊社が、研究開発に17年を費やして商品化に成功しました。
加工熱によって奪われる水分量をどのように維持するか。
また、切削油に混入する潤滑油をどのように処理するか。
循環式ならではの様々な問題も、弊社オリジナルの自動給水装置と専用の潤滑油を併用することで見事に解決。
1時間に1リットル程度の水を切削油タンクに少量ずつ補給し、切削油中の水分量をほぼ一定に保つことが可能です。

この自動給水装置は「アーチカットアクア2810」をご使用のお客様に無償でレンタルしています。
「アーチカットアクア2810」は2013年の発売以来、ご使用になったお客様から高い評価をいただき、現在は改良を重ねた低泡性&耐腐敗性に優れた原液タイプをお届けしています。
水で3倍に希釈した値(使用液)がBrix%の「28」、動粘度VGの「10」である事から2810(ニーハチイチマル)と名付けました。

「油性の切削性能」と「水溶性の安全性」を両立させた3~5倍希釈で使用する水溶性の切削油として、NC自動旋盤での高速切削などの作業現場で抜群のパフォーマンスを発揮しています。

メリット

  • 油性使用時の油煙をゼロにしますので作業環境が改善します。
  • 水溶性使用時の工具短命や仕上面悪化を改善します。
  • 透明感があり、油の様に粘性があるが水溶性なので夜間の無人運転が可能です。
  • 油性の切削油と同等の切削性能があります。※油煙の多いNC旋盤加工の場合
  • 水溶性の切削油によくある機械故障を大幅に減らせます。

注意点

油性ではオーバーヒート且つ 水溶性ではオーバークールとなる「ニッチな加工領域専用」の油剤です。
油性使用時でも発煙しないような精密加工(低温加工)には効果が発揮されません。

NC自動旋盤などの循環式でご使用になる場合のみ、以下の点にご注意ください。

  • 切削油中の水分量を一定に保つことが難しいため、専用の自動給水装置の併用をお勧めします。
  • 油性の潤滑油とは親和性がないので、専用のすべり案内面潤滑油の併用をお勧めします。

代表性状

外観(原液)褐色透明微濁
外観(3倍希釈液)薄褐色透明微濁~半透明
引火点なし
動粘度VG10
銅板腐食1=なし
鉱物油含有
界面活性剤含有
脂肪酸エステル含有
極圧添加剤含有
pH9.2

粒子構造 ※イメージ

一般的な水溶性の切削油と同じ構造です。
約30%の油分の周りを約70%の水分が覆う為、
アルミ合金は変色します。またバクテリアも発生します。

油性のような水溶性

燃えない切削油シリーズ第1弾 2013年リリース

「NC旋盤の加工で油性を使用しているが油煙が多くて困っている=オーバーヒート」「NC旋盤の加工で水溶性を使用しているが工具寿命や仕上面の悪化で困っている=オーバークール」そのような企業様に朗報です。


「アーチカットアクア2810」は、水溶性と油性の双方の利点を兼ね備えた「燃えない切削油」。加工油を熟知した弊社が、研究開発に17年を費やして商品化に成功しました。


加工熱によって奪われる水分量をどのように維持するか。また、切削油に混入する潤滑油をどのように処理するか。循環式ならではの様々な問題も、弊社オリジナルの自動給水装置と専用の潤滑油を併用することで見事に解決。
1時間に1リットル程度の水を切削油タンクに少量ずつ補給し、切削油中の水分量をほぼ一定に保つことが可能です。この自動給水装置は「アーチカットアクア2810」をご使用のお客様に無償でレンタルしています。


「アーチカットアクア2810」は2013年の発売以来、ご使用になったお客様から高い評価をいただき、現在は改良を重ねた低泡性&耐腐敗性に優れた原液タイプをお届けしています。
水で3倍に希釈した値(使用液)がBrix%の「28」、動粘度VGの「10」である事から2810(ニーハチイチマル)と名付けました。


「油性の切削性能」と「水溶性の安全性」を両立させた3~5倍希釈で使用する水溶性の切削油として、NC自動旋盤での高速切削などの作業現場で抜群のパフォーマンスを発揮しています。

メリット

  • 油性使用時の油煙をゼロにしますので作業環境が改善します。
  • 水溶性使用時の工具短命や仕上面悪化を改善します。
  • 透明感があり、油の様に粘性があるが水溶性なので夜間の無人運転が可能です。
  • 油性の切削油と同等の切削性能があります。※油煙の多いNC旋盤加工の場合
  • 水溶性の切削油によくある機械故障を大幅に減らせます。

注意点

油性ではオーバーヒート且つ 水溶性ではオーバークールとなる「ニッチな加工領域専用」の油剤です。
油性使用時でも発煙しないような精密加工(低温加工)には効果が発揮されません。

NC自動旋盤などの循環式でご使用になる場合のみ、以下の点にご注意ください。

  • 切削油中の水分量を一定に保つことが難しいため、専用の自動給水装置の併用をお勧めします。
  • 油性の潤滑油とは親和性がないので、専用のすべり案内面潤滑油の併用をお勧めします。

代表性状

外観(原液)褐色透明微濁
外観(3倍希釈液)薄褐色透明微濁~半透明
引火点なし
動粘度VG10
銅板腐食1=なし
鉱物油含有
界面活性剤含有
脂肪酸エステル含有
極圧添加剤含有
pH9.2

粒子構造 ※イメージ

一般的な水溶性の切削油と同じ構造です。
約30%の油分の周りを約70%の水分が覆う為、
アルミ合金は変色します。またバクテリアも発生します。

含水タイプの油性

燃えない切削油シリーズ第2弾  2014年リリース

「消防法による危険物の数量制限に触れるため、水溶性の切削油を使わざるを得ない」そのような企業様に朗報です。
「アーチカットNFPシリーズ」は、消防法非該当、非危険物の「油性の切削/研削油」です。

加工油を熟知した弊社が、商品化に成功しました。
加工時に失われる油中の水分をどのように維持するか?
循環式ならではの様々な問題も、アーチカットアクアの開発で蓄えられた技術を活用し、弊社オリジナルの自動給水装置(たもつくん®)を併用することで見事に解決。
クーラントポンプと連動し、定期的に水分を切削油タンクに補給することによって、切削油中の水分量をほぼ一定に保つことが可能です。

この自動給水装置(たもつくん®)は「アーチカットNFPシリーズ」をご使用のお客様に無償でレンタルしています。
「アーチカットNFPシリーズ」は発売以来、ご使用になったお客様から高い評価をいただき、現在は低粘度の「VG10」タイプを主にお届けしています。
お客様のご要望で、硫黄添加タイプの「アーチカットNFP-10S」や、粘度のやや高い「アーチカットNFP-25DS」等の作製実績もございます。
現在使われている切削油と同じ粘度や各種添加剤を加えたオーダーメイドの「アーチカットNFP」を作ることも可能です!

メリット

  • 難燃性なので夜間の無人運転が可能 = 人件費削減(働き方改革に貢献)
  • 非危険物なので消防法に非該当 = 法律遵守
  • 油性の切削油と同等の切削性能がある = 不良率低減
  • 腐敗臭なし・廃液コスト不要
  • 水で簡単に洗えるので、アルミ等の非鉄金属に最適

注意点

多量の油煙が発生する程の高速加工(高温加工)には効果を発揮しません。多量の油煙対策には燃えない切削油「アーチカットアクア2810」をお勧めします。
※少量の油煙であればアーチカットNFPシリーズにて対応する事も可能です。

マシニングセンタや自動旋盤などの循環式でご使用になる場合のみ、以下の点にご注意ください。

  • 切削油中の水分量を一定に保つことが難しいため、専用の自動給水装置 (無償貸出) の併用をお勧めします。
  • 含水できる量には限界がございます。水分量が多すぎる場合は白濁して分離する場合があります。
  • すべり案内面潤滑油とは相性が良いため混ざります。それにより多少ですが含水量は減りますしBrix%値も変化します。

代表性状

外観薄褐色透明液体
引火点なし
動粘度VG5~150
鉱物油含有
界面活性剤含有
水分含有
極圧添加剤配合可能

粒子構造 ※イメージ

一般的な水溶性の切削油と逆の構造です。
約10%の水分の周りを約90%の油分が覆う為、
アルミ合金は変色しません。またバクテリアも発生しません。

含水タイプの油性

燃えない切削油シリーズ第2弾  2014年リリース

「消防法による危険物の数量制限に触れるため、水溶性の切削油を使わざるを得ない」そのような企業様に朗報です。

 

「アーチカットNFPシリーズ」は、消防法非該当、非危険物の「油性の切削/研削油」です。

 

加工油を熟知した弊社が、商品化に成功しました。加工時に失われる油中の水分をどのように維持するか?
循環式ならではの様々な問題も、アーチカットアクアの開発で蓄えられた技術を活用し、弊社オリジナルの自動給水装置(たもつくん®)を併用することで見事に解決。
クーラントポンプと連動し、定期的に水分を切削油タンクに補給することによって、切削油中の水分量をほぼ一定に保つことが可能です。

この自動給水装置(たもつくん®)は「アーチカットNFPシリーズ」をご使用のお客様に無償でレンタルしています。
「アーチカットNFPシリーズ」は発売以来、ご使用になったお客様から高い評価をいただき、現在は低粘度の「VG10」タイプを主にお届けしています。
お客様のご要望で、硫黄添加タイプの「アーチカットNFP-10S」や、粘度のやや高い「アーチカットNFP-25DS」等の作製実績もございます。
現在使われている切削油と同じ粘度や各種添加剤を加えたオーダーメイドの「アーチカットNFP」を作ることも可能です!

メリット

  • 難燃性なので夜間の無人運転が可能 = 人件費削減(働き方改革に貢献)
  • 非危険物なので消防法に非該当 = 法律遵守
  • 油性の切削油と同等の切削性能がある = 不良率低減
  • 腐敗臭なし・廃液コスト不要
  • 水で簡単に洗えるので、アルミ等の非鉄金属に最適

注意点

多量の油煙が発生する程の高速加工(高温加工)には効果を発揮しません。多量の油煙対策には燃えない切削油「アーチカットアクア2810」をお勧めします。
※少量の油煙であればアーチカットNFPシリーズにて対応する事も可能です。

マシニングセンタや自動旋盤などの循環式でご使用になる場合のみ、以下の点にご注意ください。

  • 切削油中の水分量を一定に保つことが難しいため、専用の自動給水装置 (無償貸出) の併用をお勧めします。
  • 含水できる量には限界がございます。水分量が多すぎる場合は白濁して分離する場合があります。
  • すべり案内面潤滑油とは相性が良いため混ざります。それにより多少ですが含水量は減りますしBrix%値も変化します。

代表性状

外観薄褐色透明液体
引火点なし
動粘度VG5~150
鉱物油含有
界面活性剤含有
水分含有
極圧添加剤配合可能

粒子構造 ※イメージ

一般的な水溶性の切削油と逆の構造です。
約10%の水分の周りを約90%の油分が覆う為、
アルミ合金は変色しません。またバクテリアも発生しません。

規格外の水性

燃えない切削油シリーズ第3弾  2021年リリース

自動旋盤の業界は水溶性切削油への切り替えが困難な為、未だ消防法に悩まされています。

そこで消防法に非該当かつ生産性を保持できる水性の切削油を開発しました。それが「アーチカットアクア紫流」です。本製品は、 「火災の危険がありながらも油性の切削油を使用している」または 「刃具寿命や機械保全に不利だと知りながらも水溶性の切削油を使用している」

そのような企業様向けに開発した、油性と水溶性の両方の利点を兼ね備えた切削油です。

本製品は従来までの水溶性の切削油ではありません。しかし油性の切削油でもありません。
アーチカットアクア紫流は、油のような粘性をもった〝水性の切削油″です。

メリット

  • 消防法非該当品でありながら生産性(工具寿命や仕上面粗)を保持
  • 無人化により働き方改革を推進
  • 消火装置、油煙/ミストコレクターが不要
  • 炭化水素系の洗浄油が不要
  • 離職者を減らし、優秀な人財を獲得する作業環境を構築

特徴

  • 約40%の水分により火災の危険がない
  • 油のように粘性(潤滑性)がある
  • 透明で視認性がよく機械内部を清潔に保つ
  • 極圧添加剤配合により油性と同等の切削性を実現
  • 水で冷却するため油煙が出ない
  • 比重が高い為、ミストが浮遊しない
  • 水による洗浄が容易
  • 油臭くない為、作業環境が大幅に向上する

代表性状

外観 紫色透明液体
引火点 なし
動粘度 VG5~30
主成分 鉱物油/合成油/極圧添加剤/界面活性剤/水
加工性 油性と同等
臭気 超低臭

粒子構造 ※イメージ

一般的な水溶性の切削油と逆の構造です。
約40%の水分の周りを約60%の油分が覆う為、
アルミ合金は変色しません。またバクテリアも発生しません。

規格外の水性

燃えない切削油シリーズ第3弾 2021年リリース

自動旋盤の業界は水溶性切削油への切り替えが困難な為、未だ消防法に悩まされています。

 

そこで消防法に非該当かつ生産性を保持できる水性の切削油を開発しました。それが「アーチカットアクア紫流」です。

本製品は、「火災の危険がありながらも油性の切削油を使用している」または「刃具寿命や機械保全に不利だと知りながらも水溶性の切削油を使用している」そのような企業様向けに開発した、油性と水溶性の両方の利点を兼ね備えた切削油です。


本製品は従来までの水溶性の切削油ではありません。しかし油性の切削油でもありません。
アーチカットアクア紫流は、油のような粘性をもった〝水性の切削油″です。

メリット

  • 消防法非該当品でありながら生産性(工具寿命や仕上面粗)を保持
  • 無人化により働き方改革を推進
  • 消火装置、油煙/ミストコレクターが不要
  • 炭化水素系の洗浄油が不要
  • 離職者を減らし、優秀な人財を獲得する作業環境を構築

特徴

  • 約40%の水分により火災の危険がない
  • 油のように粘性(潤滑性)がある
  • 透明で視認性がよく機械内部を清潔に保つ
  • 極圧添加剤配合により油性と同等の切削性を実現
  • 水で冷却するため油煙が出ない
  • 比重が高い為、ミストが浮遊しない
  • 水による洗浄が容易
  • 油臭くない為、作業環境が大幅に向上する

代表性状

外観 紫色透明液体
引火点 なし
動粘度 VG5~30
主成分 鉱物油/合成油/極圧添加剤/界面活性剤/水
加工性 油性と同等
臭気 超低臭

粒子構造 ※イメージ

一般的な水溶性の切削油と逆の構造です。
約40%の水分の周りを約60%の油分が覆う為、
アルミ合金は変色しません。またバクテリアも発生しません。